北海道の感染者が多いのは密閉住宅の換気不足だから?

毎朝楽しましてくれるワイドショーですが、今朝は、北海道の感染者増大の根底は気密型住宅のため換気不足による感染拡大も、一つの原因ではないかというコメントがありました。
一般の人の言う密閉性能(気密性能 C値で、普通の建売:5、パネル・2X4:2~3、一般の工務店で1以下であれば 一応気密住宅。我々の北海道の工務店仲間は普通に造ってC=0.5以下)は、どんな感じで言われてるのかがわからない。

在来工法での充填断熱で気密性能を上げるのには、気密シートの先張り、シートの重ね合わせ部分の押さえ方、コンセント、パイプの穴の処理方法等、大変手間がかかりコストもかかることであります。

ただ、住宅の気密性能試験をすれば、気密性能はすぐ出せますし、空いてる穴の大きさ形状(N値)で推察もできます。なので、省エネ住宅を造っている工務店は、全国的にすべからず試験は行っています。ただし、試験を行っているのは昨年の新築戸建て30万戸のうちの2%もない6000棟位だと思います。
私の知っている、熊本のF建材問屋は九州全域で1600棟(昨年実績)昨年試験したそうですが、この建材問屋が日本一の住宅気密試験屋だそうですから、他の場所では追って知るべきであります。

話がそれましたが、住宅の気密性能が良くなれば、当然その性能に見合った換気設備が必要になり、コメンテーターのような発言には結び付かないのですが?
何度も言ってますが、見えない空気のことは言ったもの勝ち?です。住宅の換気が上手くいってるかどうかの問われても、空気に色がついてるわけではありませんから、一般の施主には判断仕様がありません。
工務店は無理して高い換気設備を付ける必要がなく、施主の興味のある、キッチン、その他奥さんが喜ぶ方に話を向けた方が成約に結びつきます。

ここで言ったもの勝ちの換気の原因は?それは、引渡し前の換気量試験であります。
現在は、メーカが出している換気ファンの性能、関わる部材の抵抗値を、住宅の図面中に落とし込んで換気設計いたします(机上の空論)。このデーターを建築確認申請書に添付しすれば、確認申請が下りて着工できます。

しかし、現場では換気設計通りに施工されるかどうかは、わかりません。
その為に、引渡し前に実際の換気量を試験して、換気不足な場所があるかどうかを確認するべきですが、大手電機メーカーの反対により(2003年時の機械換気設備の義務化)、国交省は、メーカーの出したカタログ値が正確な試験に基づいて(性善説)出されたものであるから、その必要性はないとのことで、住宅完成後の確認試験は行われなくても良いことになりました。
住宅機械換気設備の換気量測定試験報告を出してる、良心的な工務店も少ないですが、我々の仲間にいます。

我々の換気設備は、この業界で一番高いと言われて、いつも性能が良いけど高いから使いずらいと言われ続けてきました(´;ω;`)
住宅の性能に見合った(特に省エネ住宅のような、高気密、高断熱はなおさらであります)換気設備を最初から設置する工務店は、ほとんどありませんね。

こんな騒ぎの時に、自宅の換気設備を見直す良い機会だと思いませんか?

自宅についてるマスクの性能により、家族の健康と幸せが、守られるとしたら、その安心感は安いものだと思いますが。