これからの住宅換気

アメリカの友達から、トイレットペーパーが無い、食料が無いというSOSです。
あれ!!!という感じですが、日本でも、マスク、トイレットペーパーが無いというこの頃ですが、アメリカにも伝搬してしまいましたね。

私も若いころ(1969年から1982年までアメリカ暮らししてました)、アメリカンドリームに憧れて、アメリカに若気の至りで行ってきました。1年から、半年で帰るつもりだったのですが、なぜか10年以上の長きにわたってしまいました。22歳から35歳までの青春?は異国の地で過ごしました。当時は$1=\360で、持ち出しは$500まででした。今ではとても考えられませんよね!
大学の学費は、月$145でした、日本の初任給¥2万くらいの時。日本の初任給の2か月分が月の留学生の学費でした。なので、日本から来た留学生は、25セントではいれるアダルトスクールでVISAを出す学校に集中してました。ほとんどが、放課後アルバイトの掛け持ちで、当時の留学生で大学まで卒業できたのは1%弱(当時日本からアメリカに留学した人の中で。ただし、フルブライト、国費留学生などは除くでした(このレベルは、頭が良く日本から選抜された人たち)。
当時は、ベトナム戦争真っ最中で、アメリカの青年には徴兵制度があって、若者たちは、つらい日常を送っていました。その反動としてフォークソング、反戦、なぜかマリファナというコンビネーションが流行っていました。
当時日本では、ゲバ棒、ヘルメットで大学は学生運動の拠点になっていて、授業どころではなかったのです。団塊の世代は、大学4年間で学校に行けたのは正味2年くらいで、大学で習ったことは、麻雀くらいかな(笑)

私の世代は、団塊の世代と言われ、現在の70歳以上の爺たちであります。最近の、暴走老人ということを聞きますが、この時代の学生運動の爺さんたちは、いつまでも昔と同じことをやっているんだなあと、同じ世代として、ふと思うことがあります。
そんな時代に、アメリカでもニクソンショックというのがあって、車のガソリンを入れるのに、ナンバープレートの奇数、偶数によってガソリンを入れるのに、1週間に2回、2,3時間並ぶという大変な目にあいました。
こういう時は、アメリカ人も整然としておとなしく並ぶんだという記憶があります。
日本も東日本大震災の時も、整然と粛々と和を乱さないで行動したことが世界から賞賛されました。
緊急時に、国の民度という尺度が試されるのですね。

現在、私が商売してる、アルデ換気(http://www.arude-jp.com)は、フランスの換気メーカーであります。
フランスのホテルに泊まると、天井の換気口にALDESという印字がありますので、フランスに行った時は、天井を見てみてください。

アルデの特徴は,各部屋に必要な換気量を配ることができるということであります。
簡単なように思えますが、これが大変な事であります。

ダクトが長く、曲がりが多くなれば抵抗が付き、手前で吸いやすく、遠くは吸いにくいと言う事であります。

前にも、述べたように現在の建築確認に添付する換気量計算書は、製品のカタログ値で計算して、換気量を満たせていれば建築確認が下ります。

実際、現場では、ダクトを迂回しなければならない、排気口の位置をずらさなくてはいけないといった場合は、持ち帰って計算しなおさなくてはいけないのですが?
そんな事したら、現場が止まってしまうので暗黙の了解で工事は続けられます。

我々の顧客は、完成後の換気量測定を行い設計図通りに換気量が確保されているかチェックしています。もし、測定しない場合は、そのまま工事が終わり、換気量不足が生じているかどうかは、だれも知りえません。
皆さんが建てられた工務店が、優良かどうか見極める物差しになります。

最近、コロナ騒ぎで換気をしましょうと言って、窓を開けるという前時代的な話が出てますが、しっかりとした換気システムが設置されていれば、窓を開けることなく換気が行われているので心配しなくても済みます。

何度も言いますが、今現在、自分の家にどんな機械換気設備が付いてるか確認してください。

見かけの建材にお金をかけた家は、換気設備は手抜きで、家の性能と価格に見合った設備が付いていない可能性もあります。

また、家にいることが多くなれば、室内空気感染が予想されますので、室内空気環境を担保できるような空気清浄設備が換気装置に付属されてるか(現在、ここまでの機械は日本の住宅には付けられていません。これからの時代を先取りする機械)?
現在各居室に据え置き型空気清浄機を置いてる方たち、住宅の換気設備に付属できる空気清浄機を取り付ければ、各居室に1台づつ置くよりも経済的であります。
しかし、新築以外、後付けは大きなリホームをしない限り無理であります。

これからの時代、部屋の空気の気積に基づいた換気量計算と同時にその換気量の空気の質が問われる時代になってきました。
良く言いますね、量より質だと。見えない空気だから、神経を使って当然だと思いますが。

これから時代、住宅に付けられてる機械換気設備は、その機械の質が問われてきます!!!!
安い換気設備を付けられた人は、残念ながら取り換えは利きません。

住宅をこれから建てられる人は、家族の健康を維持したいのであれば、見えない空気に対して差別化する工務店を選ぶのが最良であります。

大きなハウスメーカーに、我々の顧客はいません。
なぜなら、コスト的に合わない?あんなに!坪単価が高いのに!
大きなハウスメーカーの広告料も負担したければ、どうぞ大きなハウスメーカーで建ててください。

部屋の空気の質がだいじだと思う方は、近所の工務店に、お宅は住宅内部の空気の質をどう考えていますか?と聞いてください。

まっとうなに答えられなければ、考え直した方が良いともいます。

昔大手Sハウスの展示場で換気の役目は?と質問したところ、こたえは掃除機替わりです!
確かに、埃を吸って捨てるから?

皆さん、吸い込みの良い掃除機は高いですよね!
なぜ、住宅には吸い込みの悪い、安い換気を付けるのでしょうか?

それは、みなさんが、追及も勉強もしないから、メーカーはコスト的に安いものつけてもクレームが来ないからです。
要するに,安物買いの銭失いであります!!