住宅のカビ対策

知人から、浴室に隣接する寝室がかび臭いので、なんとか解決方法がありますか?

多分同じ問題で苦労してる方はたくさんいると思われますが?皆さんはいかがですか?

日本中に沢山の防カビ施工業者がいます、かびた場所のクロスを張り替えて、防カビ剤を塗布して、防カビ接着剤でクロスを張る。

簡単ですね、でも1年後にまたカビ始めます。カビが発生する原因を絶たなければ、メカニズムは同じですから、毎年同じところにカビは生えてきます。

湿り空気線図で、相対湿度、室内温度の交差する点により、その以下の温度、それ以上の相対湿度であれば結露しますよという事がわかります。

カビた場所の、相対湿度、温度を探れば、いつ露点に達したか、あるいは達するかわかります。

一番簡単な比喩として、20人乗りのバス(20度、相対湿度は置いといて)温度が10度になると定員は10人乗りに落ちます。零れ落ちた10人分が結露として部屋の中の現象で現れます。

という事は、温度が高い方がたくさんの湿度が持てます、1℃100%と20℃50%と、どちらの方が湿度を持てますか?

という簡単な原理原則があります。

結露してカビが生える?状況は?

室内のある点(場所)の温度、湿度が露点に達して結露が発生してカビが生える。

すごく簡単で、当然であります。

では、なぜある場所だけ?カビが生えるの?

部屋全体がカビが生える状況であれば、全体が結露してカビが生えます。

結露してカビが生える場所は、特定できます。

通風、換気の悪い場所、室内温度と外の温度差が生じる場所(断熱材不足の壁)、室内の特定の場所が冷やされたり、温められる場所が、夏、冬に特定できる。

上記のような、簡単に場所を特定できますが、質が悪いのは表面結露によるカビは簡単であります(カビが表面で黒ずんでいる箇所)、壁体内結露は、素人には難しい!なぜ、壁の中の断熱材(ほとんどの場合、グラスウールが湿気を吸って下に落ちてるのを発見できない)。

安い、建売、分譲住宅の場合、まともに断熱材が施工されてるかもわからない。コストを安くするために耳付きの断熱材を間柱間に押し当てるだけだから、木材が乾燥してきたら断熱材は下に自然と落ちる。

そこが結露すれば、断熱材が吸った水分が滞留して接続する土台やほかの構造体を腐らしたり、シロアリ発生の原因になったりするので、注意が必要であります。

常に木材の表面をカビが生えるような温湿度が滞留しなければ、木材は腐りません。

寺社仏閣、正倉院のような、高床式の住いが長く持つのは、風通しが良いからで、昔から、そのような知恵はあった訳です。
今日は長くなったので、解決方法は次回のお楽しみに!!!