冬の換気とは?

また、コロナが生き吹き返してきたと、ワイドショー的には面白く、皆さんを怖がらせ情報の垂れ流しが始まりそうです。
朝からワイドショーを見られる、お年寄り、主婦層に恐怖を覚えさせるには十分な効果が出てきます。

毎度ですが、冬でも換気は大切でありますと、私は言っています。

確かに、陽性者が家の中に同居するのであれば換気して、室内の空気環境を良好に保つ必要があります。

いかに、室内空気環境を良好に保つか?

窓を開けて換気する? 窓を開けただけでは換気はできません。空気の通り道を作らないと空気は流れませんので換気はできません。

また、冬場は温度差換気が自然と行われます。窓を開けなくても、日本国内には断熱不足の住宅が90%以上もあるので、冷たい空気が壁、窓などの断熱不足の部位から侵入して、冷たい重たい冷気が壁、窓から部屋の床に落ちてきます。

結果として、暖かい室内空気は天井側に押し上げられる流れができます。これが温度差換気と言う自然現象であります。

これを、避けるため?床暖房が流行ります!!!

床・フロア面が暖かく、温度差換気を忘れさせてくれます。

床暖房が入ってる家は、基本的には断熱性能が悪い家であります!

性能が良い家は、床暖房が不快!な家であります。

床暖房は、使用前の床と天井の温度差が3度以上あると快適であります。

3度以内の高断熱、気密の家では、温度差が無く空気が上に上がっていかないと、もわっとした空気が、うっとうしく不快に感じられます。

北海道では20年前は、冬の業者展示会では床暖房業者が半分を占めてましたが、最近ではほとんど見かけられません。

東京から西と沖縄まで床暖房が流行であります。

この意味は、住宅の性能が悪い地域では、床暖房がこたつ代わりに流行ります。

この意味は、住宅が全館暖房できない証拠になります。

全館暖房(空調)できない住宅は、全館換気ができませんので、局所換気と言う壁掛け換気扇が付いています。

壁掛け換気扇が付いている家は、全館空調できない性能の悪い家で、冷暖房の燃費の悪い家であります。

室内に置き型の空気清浄機を設置しても、外からの自然換気を防げないので、役に立ちません。
このような家は、コロナ対策のために窓開け換気をしなくても、温度差換気で自然と換気してくれますから、心配ご無用であります。

逆に、窓を開けるために積極的に結露を増進するために、カビが生え、ダニが湧き、人がその空気を吸うために、コロナ対策のつもりが別の原因で呼吸器系の病気になりかねません。

何のための、窓開け換気促進なのでしょうか???

このロジックが分からない人は、勉強不足であります。

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