室内感染を防ぐ方法

コロナウイルスも、感染拡大の兆しを見せていますね。

我々ができる防衛手段も限られてきます。

現状では、家族がかかったら、家の中で防ぐ手当がなさそうです。

ある評論家が、1時間当たり、2~3回窓を開けて換気してください、扇風機で室内の空気を押し出すのも良い手でありますと言ってました。

私的には、そんな原始的な方法は、うんざりであります。

最近の新築住宅には、全熱交換換気システムという、室内の空気を外に排出して換気するのを一部室内に戻して、その熱を再利用して省エネにつなげる機械換気設備が流行ってます。

机上の計算上、熱の再利用による省エネであります。

このシステムは、空気の再利用で省エネをするのが優先されてます。

再利用された空気の質が,汚染されてようが構わなく、ただ熱エネルギーを再利用できれば、その分の省エネができるという事です。

このような、ウイルス騒ぎになった場合、室内の空気を再利用する怖さは考えてられない、ただ省エネのための換気設備であります。

汚染された空気は、ダクト内も汚染し続けダクト内を循環します。

このサイクルを断ち切るためには、換気設備本体にリターンされる空気を清浄しなくてはなりません。

アルデ空気清浄機(ACS-300)は、そのリターンするダクト回路に挿入することにより、電気的に室内の空気を清浄します(PM0.3レベルまで)。

現在、そのような空気清浄機を、換気設備のダクト回路に挿入してる換気機械設備メーカーはありません。

なぜ?今まで室内空気環境に誰もお金を払いたくなかったからです!!

汚染された室内空気を何の疑いもなく循環させるようなシステムを、省エネのためにという大義名分で付けてきた、工務店、ハウスメーカー、換気設備メーカーの良心は、大いに疑われます!

外から入れる空気、室内を循環する空気を良質に保ち、その住宅に住む家族の健康を保証するような換気設備でなくてはなりません。

ARUDEは昔から、全熱交換が大嫌いでした。

なぜなら、循環する空気の質を保証できないからです。

この4~5年、日本の住宅メーカー、工務店は、省エネ住宅のために全熱交換換気設備が全盛期となっております。

このような換気設備が、室内汚染源になりえる可能性は大きくなってきていると感じませんか?

循環風呂の時も、温泉で再循環設備での風呂で、サルモネラ菌に汚染された風呂に入って、死者が出たケースから、そのような設備が注目されたこともありました。

省エネ的な考えから、再利用することは重要であります。

そのためには、特別に配慮された高性能なフィルターが必要であります。

現在の換気設備は、いかに安く、省エネに見せかけたシステムで、住む家族の健康が担保されてるのです。

怖いと思いませんか?

見えない空気は、何とでも言えます。

しかし、ひとたび見えないウイルスが飛び交ってると思ったら、怖いと思いませんか?

そんな大事な設備が、住宅の機械設備の中で一番安い位置の設備としか考えてない、工務店、ハウスメーカーはとんでもない間違いを起こしてます。

そんなことも知らない施主と購買者は、自分たち、家族の健康は、見栄えのする建材を見ながら笑顔で生活できるのでしょうか?

換気設備は、新築時しか選べません!

このような、目に見えないウイルスが発生したら、シェルターとしての役目の、住宅で枕を高くして寝られますか?

とにかく、機械換気設備が不備、もしくは動いているかわからない場合は、家の中の上下関係の窓を少し開けておく、対角線の窓をそれぞれ少しずつ開けておく。

トイレ、システムキッチンの換気扇、浴室の換気扇をそれぞれ24時間止めないで回す。

玄関ドアは空けると、泥棒の餌食になるので、注意。

2階の窓は、開けられる場所は空けておく(5cmくらいで十分)。空気は温められて軽くなり上昇するので、上昇する力を借りて1階から自然に空気が入る煙突効果を利用する。

窓を開けて、扇風機なんていう素人の意見を聞くと、寒くてこの時期生活できません。

自然の空気の力を利用して換気を促進しましょう!!!

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